架空請求詐欺の予兆電話が新たに7件 被害は4件

架空請求詐欺の予兆電話が新たに7件 被害は4件

【予兆7件】
道内では24日までに架空請求詐欺の予兆電話があわせて7件、新たに確認されました。
警察によりますと、今月22日から24日までに、「NTTファイナンス」を語りインターネットサイトの利用料金などを請求する電話が札幌市や室蘭市、渡島地方などであわせて7件、確認されたということです。
相手からの電話は、いずれも国際電話の番号だったということです。
このうち渡島地方に住む20代の女性は、料金を電子マネーで支払うよう指示され、30万円分の電子マネーを購入し、その情報を電話の相手に伝えてしまいましたが、直後に不審に思って警察に相談し、電子マネーを販売する会社に連絡をして無効にしてもらったため被害はありませんでした。
【被害4件】
また、道内では25日までに特殊詐欺による被害もあわせて4件、確認されています。
警察によりますと、このうち1件は架空請求詐欺で、札幌市手稲区では80代の女性が「3億円の相続を分配しており、あなたに受け取る権利があった」などというメッセージをSNSで受け取りました。
その後、指示されるがままにコンビニエンスストアでプリペイドカードを110回以上、合わせておよそ160万円分購入し、だまし取られたということです。
身に覚えのない請求や電子マネーでの支払いを求められたら詐欺を疑い、警察の相談専用ダイヤル、「#9110」に連絡するようにしてください。
【HPに特設サイト】
NHK北海道ではホームページに特設サイト「ストップ詐欺被害だまされんDO!」を掲載しています。トップページにあるバナーからアクセスできます。ぜひご覧ください。