北海道開拓の村 きねとうすで餅つきの体験イベント

正月を前にきねとうすを使った餅つきを体験するイベントが札幌市で開かれました。

このイベントは、正月を迎える準備として行われてきた昔ながらの餅つきを体験してもらおうと、札幌市厚別区にある野外博物館「北海道開拓の村」が開きました。
24日は朝から職員たちが餅米を準備し、開拓の村を訪れた観光客などがきねとうすを使って餅つきを体験しました。
餅つきに挑戦した子どもたちは、初めて持つ重たいきねを扱うのに苦労しながら餅をついていました。
静岡県から家族で訪れた7歳の女の子は「初めて餅つきをしました。きねが重くて餅つきはむずかしかったです」と話していました。
また横浜市から訪れた50代の男性は「40年ぶりに餅つきをしました。あまり上手につけなかったです」と話していました。
「北海道開拓の村」の広報担当の松井則彰さんは「年配の方には懐かしんでもらい、子どもたちには楽しみながら伝統行事を知ってほしい」と話していました。
ついた餅は鏡餅にして開拓の村に飾られるということです。