新さっぽろサンピアザ水族館で縁起がよい生き物・魚の特別展

札幌市厚別区にある水族館では、新年を前に名前や見た目が縁起のよい生き物や来年のえとにちなんだ魚の展示が始まりました。

札幌市厚別区にある「新さっぽろサンピアザ水族館」では、新たな年を迎えるのを前に名前や見た目などが縁起がよいとされる水中の生き物の特別展示が23日から始まりました。
このうちマダイは赤い色の体と「めでたい」という言葉にかけて縁起が良いということで展示され、新春のダルマに似た見た目が名前の由来となっている「オニダルマオコゼ」も水槽の中心でたたずんでいました。
また来年のえとの「たつ」にちなんでタツノオトシゴの仲間の「ポットベリーシーホース」という名前の魚が、神社を模した装飾をほどこされた水槽に展示され、生き生きと泳いでいました。
訪れた客は「神社の形をした展示があって思わず写真を撮りました。何かいいことがありそうです」と話していました。
またタツノオトシゴの仲間の魚見ていた女の子は「パタパタ動いていたり、尻尾がクルクルしているのが可愛かった」と話していました。
新さっぽろサンピアザ水族館の二杉佳克飼育員は「明るい新年を迎えられるよう縁起の良い魚たちを展示しました。是非多くのお客さんに楽しむとともに生き物について学んで欲しいです」と話していました。
この特別展は来月21日まで開かれています。