函館 強盗殺人事件から17年 警察が情報提供呼びかけ

函館市でタクシーの運転手が殺害されて売上金が盗まれた事件から21日で17年となり、警察が街頭で改めて情報提供を呼びかけました。

この事件は、平成18年12月21日、函館市港町の函館港でタクシー運転手の八木橋朋弘さん(当時42)が刃物で刺されて殺害され、売上金およそ2万円が奪われているのが見つかったものです。
事件から21日で17年となり、警察は函館市内のスーパーでティッシュを配って改めて情報の提供を呼びかけました。
警察はこれまでのべ14万3000人の捜査員を動員し、およそ190件の情報が寄せられましたが、犯人につながる有力な手がかりは得られていません。
函館西警察署の小高俊輔刑事・生活安全官は「事件発生から17年が経過し、寄せられる情報も減ってきています。一刻も早く事件を解決し、被害者の無念を晴らすためにも情報提供をお願いします」と話していました。
事件に関する情報は函館西警察署で受け付けていて、電話番号はフリーダイヤル0120−004−179です。