広島ドラフト3位 滝田一希投手が大学の激励会で意気込み

プロ野球、広島にドラフト3位で入団した星槎道都大学の滝田一希投手が19日大学で開かれた激励会に参加し、「4年間で培ったものを大事にして、成長していきたい」と意気込みを示しました。

黒松内町出身の滝田投手は、最速153キロの速球を投げる左ピッチャーで、星槎道都大学から広島にドラフト3位で入団しました。
19日は大学で入団報告と激励会が開かれ、チームメートや地元の人などおよそ200人を前に、滝田投手は「4年間つらいことや苦しいこともあったが、兄弟やチームメート、監督、コーチなどの支えでやりきることができた。広島では4年間で培ったものを大事にして、成長していきたい」と意気込みを示しました。
このあと、地元の野球少年団からの質問を受ける時間が設けられ、児童から「野球を続けるうえで大事にしていることは何ですか」と聞かれると、滝田投手は、「一番は野球を大好きになることです。あとは支えてくれた人がいて、入団することができた。大事なのはこの2つです」と答えていました。
また、滝田投手は、小学生や中学生に向けて、自分の体を使ったトレーニングを積極的に行って、選手としての基礎を身につけることをアドバイスしていました。
激励会のあと、滝田投手は「小学生も来てくれて、頑張ろうという気持ちになったし、より責任感を持ってやっていかないといけないと感じた」と話していました。
滝田投手は来年2月のキャンプでプロ選手のスタートを切ります。