低所得世帯 臨時給付金 道が計4100万円余を誤支給で謝罪

道は所得が低い世帯に支給する臨時の給付金について、あわせて4100万円あまりを誤って支給していたことを明らかにし、謝罪した上で返金するよう呼びかけています。

「低所得世帯臨時特別給付金」は道内の所得が低い10万あまりの世帯を対象に、1世帯あたり1万2000円が支給されます。
道によりますと今月15日、給付金の支給予定だった4450世帯のうち123世帯に1万2000円を超える金額を振り込んだ一方で、およそ4300世帯については支給が行われなかったということです。
誤って支給した金額はあわせて4156万8000円で、最も多い世帯で460万円あまりが振り込まれました。
道によりますと今月15日に給付金を受け取った人から「金額が多すぎる」という連絡があり、確認を進めた結果、事業を委託した東京の会社のシステムに不具合が生じていて、正しく支給することができなかったということです。
道は誤って振り込んだ世帯に対し謝罪するとともに、返金するよう呼びかけています。
道の道場満保健福祉部長は「今回の事案を大変重く受け止め皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っている」と話しています。