八雲5人死亡事故から半年 現場で追悼 安全運転呼びかける

道南の八雲町でトラックが都市間高速バスと正面衝突し、バスの乗客など5人が死亡した事故から半年になる18日、現場に地域の人などが集まって亡くなった人を追悼しました。

ことし6月18日、八雲町の国道5号線でトラックが対向車線にはみ出して都市間高速バスと正面衝突した事故では、双方の運転手とバスの乗客のあわせて5人が死亡したほか、12人が重軽傷を負いました。
事故から半年となる18日、現場には、地元の交通安全協会の関係者や警察官など20人あまりが集まり、花を供えたあと、事故が発生した午前11時57分に合わせて黙とうし、亡くなった人を追悼しました。
このあと「スピードを落として」などと表示された電光掲示を道路沿いに置いて、現場を通るドライバーに安全運転を呼びかけていました。
八雲警察署の林芳由紀交通課長は「一度に5人も亡くなったこの死亡事故を決して風化させることなく、引き続き、関係機関とも協力しながら死亡事故の抑止を進めていきたい」と話していました。