江差町で女性がひき逃げされた事件で時効が成立

2013年に道南の江差町で当時75歳の女性が被害にあった死亡ひき逃げ事件は、17日、容疑者が特定されないまま時効が成立しました。

2013年12月16日の夕方、江差町水堀町の道道で紺井ヨシ子さん(当時75)が横断歩道の近くに倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
警察は、歩いていた紺井さんが車にはねられたとみて、ひき逃げと過失運転致死の疑いで捜査してきました。
しかし、事件の解決につながる有力な手がかりはなく、3年前にひき逃げの時効が成立し、さらに17日午前0時、過失運転致死についても容疑者が特定されないまま時効が成立しました。
江差警察署は、「時効を迎えてしまい本当に残念に思います。2度と同じような悲惨な事故が起きないためにも交通の取り締まりや事故防止に向けた啓発に努めていきます」とコメントしています。