札幌 ”科学技術を身近に” 北大の研究を紹介するイベント

子どもたちに科学技術を身近に感じてもらおうと、北海道大学で行われている研究を紹介するイベントが、札幌市で開かれています。

このイベントは、次の世代を担う子どもたちに科学技術に興味を持ってもらおうと、北海道大学や道などが16日から札幌市内の3つの会場で開催しています。
このうち、地下歩行空間では、半導体について理解を深める実験コーナーが設けられ、子どもたちはさまざまな材質の素材に電極を接続して点灯するかを確かめていました。
また、会場では、大学院生が研究で使っているヒグマなどの動物の頭骨の展示も行われています。
会場を訪れた小学2年生の女の子は、「ヒグマは頭が大きくて驚きました。歯がとがっていて少し怖かったです」と話していました。
北海道大学大学院教育改革推進室の土井将義専門員は「大学の外でこれだけの規模でイベントを実施できる機会はなかなかないので、ぜひ気軽に訪れてほしいです」と話していました。
このイベントは、地下歩行空間やサッポロファクトリーなどで17日まで開かれています。