羅臼町のサケと今金町のジャガイモでコラボ給食

羅臼町で近年交流を深めている道南の今金町特産のジャガイモと地元のサケがコラボした給食がふるまわれました。

15日、羅臼町内にある幼稚園と小中学校の給食で提供されたのは、地元でとれたサケと今金町特産のジャガイモを使った「ちゃんちゃん汁」です。
このうち、春松幼稚園の年長のクラスでは、園児たちがサケやジャガイモを一口ずつほおばっていて、おかわりをする姿も見られました。
羅臼町と今金町は、2年前から役場の職員を互いに1人ずつ派遣するなど交流を深めていますが、直線距離で450キロあまり離れていることから、町民がお互いの町を訪れる機会は限られています。
このため、互いの特産の食材を通して理解を深めてほしいとしていて、きょうは今金町内の小中学校でも「ちゃんちゃん汁」がふるまわれたということです。
給食を食べた園児は「ジャガイモもサケもおいしかった。いっぱい食べちゃう」と話していました。
献立を考えた栄養教諭の関川彩乃さんは「ジャガイモの食感などがいつもと違うことに気付いてくれたらうれしい。それぞれのおいしい食材を取り入れて、今後も交流していければ」と話していました。