自民 堀井学内閣府副大臣が交代 地元から説明求める声

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、岸田総理大臣は安倍派の閣僚や副大臣を交代させる人事を行い、道内では堀井学内閣府副大臣が辞表を提出して交代しました。地元の有権者からは説明を求める声が相次ぎました。

14日、岸田総理大臣は自民党安倍派に所属する松野官房長官や西村経済産業大臣ら4人の閣僚のほか、副大臣5人と政務官1人を交代させる人事を行いました。
このうち道内では、衆議院比例代表北海道ブロック選出の堀井学内閣府副大臣が辞表を提出して交代しました。
堀井副大臣は政治資金パーティーをめぐる問題について、先週記者団から「派閥からキックバックを受けたことがあるか」と問われ、「事務所で精査し、事実確認を行っている最中なので確認できしだい報告したい」と述べていました。
副大臣の交代が決まったことを受けて、地元の登別市の有権者からは説明を求める声が相次ぎました。
50代の女性は「期待していたのでとても残念です。自身の状況については、国民に正直に話をしてほしいです」と話していました。
また、90代の男性は「早く辞めるべきだと思っていました。交代は当然だと思います。自民党はもっと政治とカネの問題にしっかり自覚を持たなければならない。堀井氏は疑惑を持たれること自体を厳しく反省してほしいです」と話していました。