大樹4人死亡事故 法定速度大幅超疑い 死亡の会社員書類送検

ことし7月、十勝の大樹町で車どうしが正面衝突し4人が死亡、3人がけがをした事故で、警察は、一方の車が法定速度を大幅に超えるスピードで対向車線にはみ出したのが事故の原因だとして、運転していた当時19歳の会社員を危険運転致死傷の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。

ことし7月、大樹町生花の道路で軽乗用車と乗用車が正面衝突した事故では、双方の車に乗っていた男女4人が死亡したほか3人が重軽傷を負いました。
現場は法定速度が60キロの道道ですが、警察によりますと、当時、軽乗用車はその2倍にあたるおよそ120キロの猛スピードで走行し、対向車線にはみ出したとみられることが分かったということです。
警察は、スピードの出し過ぎが事故を引き起こしたとして、軽乗用車を運転し事故で死亡した釧路町の当時19歳の会社員を14日、危険運転致死傷の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。