年末年始のJR予約状況 在来線はコロナ禍前水準に回復せず

JR北海道は年末年始の指定席の予約状況を発表し、新幹線はコロナ禍前の水準にほぼ回復している一方、在来線は7.9%の減少と依然としてコロナ禍前の水準に回復していません。

JR北海道は今月28日から新年1月4日までの8日間について、11日時点での指定席の予約状況を発表しました。
それによりますと、▼北海道新幹線の予約席数は1年前と比べると8.3%増加し、新型コロナの感染拡大前の2018年度と比べても0.6%の減少と、コロナ禍前の水準にほぼ回復しています。
一方、▼在来線の予約席数は1年前と比べると17.9%増加していますが、新型コロナの感染拡大前と比べると7.9%減少し、コロナ禍前の水準に回復していません。
この理由についてJR北海道は、年末年始に帰省する習慣が薄れ、在来線の臨時列車の運転本数をコロナ禍前に比べて減らしたためなどとしています。
また、最も予約が多い日は、▼北海道新幹線が新函館北斗着の下りが今月29日、新函館北斗発の上りが新年1月3日で、▼在来線が札幌から各方面に向かう列車が今月30日、各方面から札幌に向かう列車が新年1月3日となっています。