根室市の職員が飲酒運転の車に同乗 根室市が処分へ

今月、根室市の職員が酒を飲んだ友人の運転する車に同乗していたことが分かり、市は捜査の状況をふまえて厳正に処分するとしています。

根室市によりますと、今月8日の未明、市の市民生活部の事務職員が前日の夜から一緒に酒を飲んだ友人の運転する車に同乗していたということです。
職員と、車を運転していた友人はいずれも警察の調べに任意で応じているということです。
8日に職員から市に報告があり、市の聞き取り調査に対して職員は「市内の道路で警察に呼び止められ、呼気検査を行った結果アルコールが検出された」と説明していて、友人が飲酒したうえで運転していることも知っていたということです。
市は、この職員を8日から自宅謹慎にしていて、今後、捜査の状況をふまえたうえで厳正に処分するとしています。
根室市の石垣雅敏市長は「日頃より職員に対して、飲酒運転の排除を含め公私にわたる法令の順守を求めてきた中、このような事案が生じたことは誠に遺憾です。改めて指導を徹底してまいります」とコメントしています。