函館 海岸の大量の魚 回収作業続く 12日から重機投入へ

函館市の海岸に、先週、大量の魚が打ち上げられたことを受け、11日も、市や道の職員などが魚の回収作業を行いました。市は、回収を急ぐため、12日から重機を投入して作業することにしています。

函館市浜町の海岸には今月7日、イルカなどに追われて海岸に殺到したのではないかとみられるイワシやサバなどの魚が大量に打ち上げられたことを受け、11日も午前9時から市や道、それに地元の漁業関係者などおよそ50人が手やシャベルなどを使って袋に詰め、回収作業を行いました。
市などによりますと、陸上に漂着したイワシはおよそ600トン、海中に漂流しているイワシがおよそ500トンで、推計であわせておよそ1100トンのうち、11日までにおよそ90トンが回収されたということです。
市は、まだ残っている大量の魚の回収を急ぐため、12日から重機を投入して日曜日を除くおよそ15日間、作業を進めることにしています。
回収した魚は函館市の「日乃出清掃工場」に運び、引き続き、焼却処分を進めるということです。