函館空港と香港結ぶ初めての定期便 今月18日から運航

函館空港と香港を結ぶ定期便の運航が今月から始まることになりました。函館と香港との間の定期便の就航は初めてです。

函館市によりますと、今月18日から季節定期便が就航するのは香港の大手航空会社「香港航空」です。
函館空港では2011年に香港との間でチャーター便が運航していたものの定期便は今回が初めてで、来年2月26日まで月曜日、火曜日、木曜日、土曜日の週4往復し、2月については一部、欠航の予定があるとしています。
コロナ禍前の2018年度、函館市に宿泊した外国人観光客のうち、香港からの旅行客は4番目に多い2万人あまりで、新たな路線が就航することで観光客の増加が期待されています。
一方、現在、函館空港の国際線は、「タイガーエア台湾」が函館と台湾を結ぶ定期便を運航していて、このほか「スターラックス航空」が来年2月から同じく台湾とを結ぶ便を運航する方向で調整しているということです。
函館市の大泉潤市長は「今回の運航を契機にさらなるインバウンドの増加を目指し、海外路線のネットワーク拡大に向けて取り組んでいきます」とコメントしています。