「旭川冬まつり」花火費用をクラウドファンディングで募る

2024年2月に開かれる「旭川冬まつり」の予算が燃料費や資材費の高騰で厳しくなっていることから、旭川市は期間中に花火を打ち上げる費用をクラウドファンディングで募っています。

「旭川冬まつり」は旭川市中心部を流れる石狩川の河川敷の特設会場に高さおよそ20メートルの雪像が展示されるイベントで、2024年は2月7日から12日までの6日間にわたって開催されます。
旭川市によりますと、冬まつりをめぐっては燃料費や資材費の高騰で予算が厳しくなっており、6日間にわたって計画している花火の打ち上げを3日間にせざるをえない状況だということです。
このため、旭川市は、ふるさと納税のサイト「ふるさとチョイス」でクラウドファンディングを実施し、1000万円を目標に2023年末まで費用を募っています。
市によりますと、目標が達成できた場合、冬まつりの期間中には3000発から4000発の花火が打ち上げられ、毎晩、花火を楽しめるということです。
旭川市は「旭川市の冬に多くの人の気持ちを明るくしたいという願いを込めてクラウドファンディングを行っています。協力していただけるとうれしいです」と話しています。