札幌 ジョン・レノンの命日 「イマジン」をアイヌ語で歌う

12月8日はジョン・レノンの命日です。ジョンを追悼するコンサートが8日夜、札幌市で開かれ、アイヌ民族の女性3人が世界の平和を願って代表曲「イマジン」をアイヌ語で歌いました。

8日夜、札幌市で開かれた追悼コンサートでは、アイヌ民族の女性3人組「Unit木の芽」が世界中で歌い継がれているジョン・レノンの「イマジン」をアイヌ語で歌いました。
「Unit木の芽」のメンバーは、アイヌの歴史や文化の理解を深めてもらおうと、学校で授業を行ったり、アイヌ文化の発信拠点で踊りを披露するなどの活動に取り組んでいます。
ジョンの代表曲「イマジン」がアイヌ語で歌われると、会場に詰めかけた観客たちは、それぞれ体を揺らしたり、拍手をするなどして、1人ひとりが世界の平和を願っていました。
「Unit木の芽」原田公久枝さんは「盛り上がって歌うことができてよかった。若い人にもアイヌ文化を知ってもらえるように活動を続けていきたいです」と話していました。