函館の海岸にイワシなどの魚 大量に打ち上げられる

7日朝、函館市の海岸にイワシなどの魚が大量に打ち上げられているのが見つかりました。死んだ大量の魚をどうするか、市や道が対応を協議しています。

7日午前8時ごろ、函館市浜町で「砂浜に大量の魚が打ち上げられている」などと市民から警察に通報があり、市にも連絡がありました。
8日正午前の時点では、現場の砂浜におよそ1キロメートルの範囲にわたって大量のイワシなどの魚が打ち上げられていました。
地元の戸井漁協によりますと、これまでも海岸に魚が打ち上げられることはあったものの、これだけ大量なのは珍しいということで、現場を訪れた80代の男性は「驚いている」と話していました。
道によりますと、死んだ大量の魚が分解される過程で海中の酸素濃度が低下し、海の生物に影響が出る可能性もあるということで、函館市は死んだ大量の魚をどうするか、道と対応を協議しています。
【専門家の話】
大量の魚が海岸に打ち上げられたことについて海洋生物の行動に詳しい北海道大学大学院の中屋光裕准教授は「道東方面の海水温の低下とともに、魚の群れが東の方から道南に下りてきて、イルカやマグロなどの捕食者に追われて逃げた結果、浜辺に逃げて打ち上げられたのではないかと思う。非常に多くの魚が打ち上げられてはいるが、生態系全体で見ると大きな影響は無いだろう」と話しています。