江差町 トラウトサーモンの養殖始まる

江差町で魚業者の収入安定などを図ろうとトラウトサーモンの養殖が始まりました。

トラウトサーモンの養殖は、ひやま漁協が去年に続いて取り組むもので、5日は江差港の南ふ頭で幼魚をいけすに放す作業が行われました。漁業者や漁協などの関係者およそ15人がはじめに八雲町からトラックで運んできた幼魚2000匹をいけすの中の環境になじむように専用の水槽に海水を入れおよそ1時間半かけ水温と塩分濃度を調整してから直径20メートルのいけすに放しました。幼魚は、現在およそ40センチ、重さ700グラムほどで来年5月から6月にかけて3キロ以上に育てて出荷を目指すということです。ひやま漁協江差サーモン部会の若山恭也部会長は、「去年より1キロアップの3キロ超えを目標にしてこれから半年間、餌やりに頑張りたいです」と話していました。