活火山「倶多楽」 気象庁がドローンで火口周辺の状況確認

登別市と白老町にまたがる活火山の「倶多楽」で、気象庁がドローンを使って火口周辺の状況を確認しました。

気象庁は、従来のヘリコプターよりも低い高度で撮影ができることから、4年前から全国の火山でドローンを使った調査を行っています。
倶多楽での調査は、道内では十勝岳に続いて2例目で、5日は火口付近にある日和山展望台から通常のカメラとサーモグラフィーカメラを搭載したドローンを飛ばしました。
気象庁の担当者などは、火口からおよそ200メートルの上空でドローンを旋回させながら、写真や動画を撮影し、火口から出る噴気の状況や地熱の広がりなどを確認しました。
倶多楽では、現在、噴火の兆候は認められていませんが、登別の温泉街の近くに位置していることなどから、気象庁では、写真や動画を使って、火山活動の状況を詳しく分析することにしています。
気象庁地震火山部の長谷部大輔火山機動観測管理官は、「倶多楽は熱活動が活発なため、その状況をしっかり把握することが重要で、蓄積したデータを噴火活動の評価や適切な火山情報の発表につなげていきたい」と話していました。