旭川の男性 オンラインショップ運営詐欺で620万円被害

旭川の男性 オンラインショップ運営詐欺で620万円被害

旭川市の30代の男性が、SNSで知り合った人物からうそのオンラインショップの開設を持ちかけられ、あわせておよそ620万円をだまし取られました。警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、2023年9月、旭川市内に住む30代の男性がフェイスブックを通じてオンラインショップを経営しているという人物と知り合い、やりとりを続ける中で、「オンラインショップを開設して経営しないか」と持ちかけられました。
男性は、指示されたサイトにオンラインショップを開設し、運営費として8回に渡ってあわせておよそ450万円を振り込んだということです。
その後、サイトの画面では売り上げが900万円以上あるように表示されていたため、引きだそうとしたところ、「事前に税金を支払う必要がある」などと言われ、12月2日におよそ170万円を振り込んだということです。
男性は、いっこうに金を引き出せず、やりとりをしていた人物とも連絡が取れなくなったことから、警察に相談してあわせておよそ620万円をだまし取られたことがわかったということです。
警察はSNSで知り合った人物から現金を要求されたら詐欺だと疑い、警察の相談専用窓口、「#9110」に連絡するよう注意を呼びかけています。