厚沢部町 地元のそば粉をつかった手打ちそばの体験会

2日、道南の厚沢部町で、地元で採れたそば粉をつかった手打ちそばの体験会が開かれました。

厚沢部町の町民交流センターで開かれた手打ちそばの体験会は、地元産のそばの消費拡大などにつなげようと桧山振興局が開きました。
会場には町内のほか函館市や北斗市などからあわせて11人が集まり、町内で栽培している「きたわせ」という品種で手打ちそばに挑戦しました。
参加者は地元の愛好家たちに教えられながらそば粉と小麦粉に水を加え、素早く両手で混ぜて丸く整えたあと、のし棒をつかって60センチほどの大きさに伸ばしていきました。
そしてそば専用の包丁でおよそ2ミリの幅に切りそろえたあとすぐに茹でて「もりそば」にして地元の野菜を使った天ぷらとともに新そばの味や香りを楽しんでいました。
参加した30歳代の男性は「店で手打ちそばを食べることはありますが、こんなに大変だとは思わずいい経験になりました。これをきっかけに他の人にふるまえるほどの腕前になれるよう頑張りたい」と話していました。