おびひろ動物園に「ばん馬」とふれあえる施設がオープン

帯広市のおびひろ動物園で、十勝の開拓時代を支えてきた「ばん馬」とふれあえる施設が2日オープンし多くの家族連れでにぎわいました。

2日、帯広市のおびひろ動物園でオープンしたのは、大型の農耕馬「ばん馬」の生態を学びながら直接ふれあうことができる施設「馬ふれあい舎」です。
この施設では、身近な存在として十勝の開拓時代を支えてきた「ばん馬」に親しんでもらおうと、980平方メートルの敷地に放牧スペースと道産木材などで作られたきゅう舎が設けらています。
オープン初日の2日は、多くの家族連れなどが飼育されている2頭の柔らかい鼻をなでたり、写真を撮ったりしてふれあいを楽しんでいました。
2歳の息子と一緒に訪れた帯広市の30代の男性は「ばん馬は触ると温かくて気持ちよかったです。ここまで近くでばん馬を見られるのはなかなかないのでぜひまた来たい」と話していました。
おびひろ動物園の稲葉利行園長は「寒い中でも多くのお客さんに来てもらいとてもうれしい。ばん馬とふれ合いながら十勝の馬文化について学んでほしい」と話していました。