釧路市蝦名市長 北海道ワイルズのリーグ参戦を支援へ

釧路市を拠点とする「ひがし北海道クレインズ」がアイスホッケー・アジアリーグを脱退したことについて、釧路市の蝦名市長は新チーム「北海道ワイルズ」の来シーズンの参戦に向けて、地元のアイスホッケー連盟と連携して支援を進める方針を示しました。

経営の悪化で給与の未払いが続き選手や監督らが離脱したクレインズについてアジアリーグは11月30日、臨時総会を開き脱退を承認しました。
これについて、蝦名市長は1日の会見で「残念という思いだ」と述べました。
そのうえで、クレインズの選手の大半が加入したワイルズについて、アジアリーグへの新規加盟を推薦している釧路アイスホッケー連盟と連携して支援を進める考えを示しました。
釧路市はクレインズの脱退を受けて、ワイルズのホームリンクとして市の「釧路アイスアリーナ」の使用を許可する方針だということです。
蝦名市長は「トップチームがこのまちにあったという思いがあり、その思いを実現することが必要だと思っている。連盟などと取り組んでいきたい」と話していました。