函館 温泉街の植物園にサル専用の温泉 温まる姿が癒やしに

本格的な冬に入り、函館市の温泉街にある植物園では、飼育されているサルが温泉につかって温まり、観光客たちの心を癒やしています。

函館市湯川町にある函館市熱帯植物園では、40頭のニホンザルが飼育されています。
函館市の1日朝の最低気温はマイナス5度を下回り、今シーズン一番の寒さとなる中、1日からサル専用の温泉が用意されました。
ときおり雪がちらつく寒空のもと、サルたちは首まで温泉につかり、互いに毛繕いをしながらゆったりと過ごしていました。
訪れた観光客は、写真を撮ったり、植物園で販売されているエサを投げ与えたりして楽しんでいました。
千葉県から訪れた女性は「こんなに間近で見ることが出来ると思っていませんでした。気持ちよさそうでいいなと思います」と話していました。
函館市熱帯植物園の鈴木一郎園長は「コロナ禍も落ちついたので、多くのお客さんに来てほしいです。サルのほのぼのとした姿を楽しんでほしい」と話していました。
サルのための温泉は、来年5月上旬まで用意されるということです。