インフルエンザ流行拡大続く 3分の2超の保健所で警報発令

道内ではインフルエンザの流行拡大が続いていて、今月26日までの1週間で1つの医療機関あたりの感染者数は51.90人と前の週から大幅に増加しました。

道によりますと、今月26日までの1週間で道内226の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1万1730人と前の週に比べて2869人増加しました。
1つの医療機関あたりの平均の患者数は51.90人で前の週の1.3倍となり、9週連続で増加しました。
保健所別では、▼静内で104.00人▼江別で102.00人、▼小樽で77.60人、▼富良野で76.00人、▼名寄で73.40人などとなっていて、道内の30の保健所のうち22の保健所で警報が発令されています。
インフルエンザの流行拡大が続く中、道は感染を防ぐために手洗いや換気、場面に応じたマスクの着用など基本的な感染対策に努めるとともに、インフルエンザのワクチン接種も検討するなど、対策を徹底するよう呼びかけています。