七飯町 「ふっくりんこ」誕生20年 記念の日本酒販売へ

道南生まれのブランド米、「ふっくりんこ」の誕生20年を記念した日本酒を七飯町の酒造会社が完成させ、販売を始めました。

「ふっくりんこ」は20年前に道南で誕生したブランド米で、冷害に強く、収穫量が多いのが特徴で、コメの味なども高く評価されています。ことし誕生から20年になるのを記念して七飯町にある酒造会社箱館醸蔵が地元の農協と協力して、ふっくりんこを使った日本酒を作りました。酒造会社によりますと、ほのかに香る炊きたての米の香りやすっきりとした味わいに出来上がり、広く親しんでもらえる日本酒に仕上がったということです。杜氏の東谷浩樹さんは、「記念すべき年に道南の米を使った酒造りに携わることが出来て幸せに思う。1年を振り返りながら酒を飲んで欲しい」と話していました。ふっくりんこを使った日本酒は、道内の酒販店で取り扱われ、11月下旬から順次、店頭に並ぶ予定です。