新年を前に 函館市の園芸店でしめ縄づくりが最盛期

ことしも残すところ1か月あまりとなり、函館市の園芸店では新年に向けてしめ縄づくりが最盛期を迎えています。

創業当初から100年間、しめ縄を作ってきたという函館市赤川町の園芸店では、新年にあわせ、住宅の玄関や店舗などに飾るしめ縄づくりが最盛期を迎えています。
園芸店では、ことしも9月下旬からしめ縄づくりを始め、29日もスタッフが材料のすげ草や稲わらを1つ1つ丁寧に編む作業が行われていました。
編み終わったものは、乾燥させて形を整えてから「謹賀新年」と書かれたお札や、「おかめ」のお面などが飾りつけられていました。
園芸店の近江厚子さんは「今年よりも良い年になるようにと願って作業にあたっています。ぜひ玄関などに飾っていただければと思います」と話していました。
この園芸店では来月中旬までに3000以上のしめ縄を作る予定で、道内のホームセンターなどで販売されるということです。