クマの足跡発見で「札幌芸術の森」が臨時休園

28日朝、札幌市南区の「札幌芸術の森」でクマの足跡が見つかり、午前中から臨時休園になりました。敷地内にある美術館などすべての施設も利用できなくなり、管理する札幌市は安全が確認されしだい、再開したいとしています。

28日午前7時ごろ、札幌市南区にある「札幌芸術の森」の駐車場で利用者がクマの足跡を見つけたと、警備員を通じて警察に通報がありました。
警察によりますと、見つかった足跡は大きさがおよそ22センチあり、駐車場に積もった雪の上に複数、残されていたということです。
このため、「芸術の森」は午前中から臨時休園となり、敷地内にある美術館や野外ステージなどすべての施設についても利用できなくなりました。
施設を管理する札幌市は、十分な安全が確認されしだい、利用を再開したいとしています。
一方、28日は、同じ南区の石山地区でもクマの足跡が複数見つかったということで、警察はパトロールを強化するとともに付近の住民に注意を呼びかけています。