毎月第4火曜日は「シカ(4火)の日」 シカ肉使った弁当販売

エゾシカ肉の消費拡大を図ろうと道は、毎月第4火曜日を「シカの日」としています。この「シカの日」の28日、留萌振興局の売店でシカのもも肉を柔らかく煮込んだ特製のチャーシュー丼が販売されました。

道は毎月第4火曜日を語呂合わせから「シカ(4火)の日」とし、各地でエゾシカ肉の消費拡大に向けた取り組みを行っています。
留萌振興局の売店では、この「シカの日」にあわせて毎月、エゾシカ肉を使った弁当を販売していて、28日はチャーシュー丼が売り出されました。
エゾシカは日本海側の苫前町でハンターが捕獲したもので、もも肉を赤ワインやニンニク、ショウガなどと一緒に丸一日かけて煮込み、柔らかなチャーシューに仕上げています。
売店には30個のチャーシュー丼が用意されましたが、振興局の昼休み時間になると職員たちが次々と買い求め、30分あまりで完売しました。
留萌振興局の山口知子副局長は「臭みがなく、しっかりとしたお肉の味を感じます。振興局の売店は誰でも利用できるので、地域の皆さんにも味わってほしいです」と話していました。
留萌振興局環境生活課の汐崎正揮自然環境係長は「シカによる食害の問題は深刻です。もっと多くの人にシカ肉を消費してもらいたいです」と話していました。
「シカの日」の特製弁当は今後も毎月第4火曜日にメニューを変えながら販売されるということです。