「つるつる予報」始まる 28日朝の札幌“滑りやすい”歩道に

冬を迎えて、札幌市では27日から歩道の路面の滑りやすさを3段階で予測する「つるつる予報」が始まりました。

「つるつる予報」は日本気象協会北海道支社などで作るウインターライフ推進協議会が毎年この時期に提供しているもので、冬道での転倒事故の防止が狙いです。
札幌市消防局のまとめによりますと、札幌市内で雪道での転倒によるけがで救急搬送された人の数は、2018年度にいったん1000人を下回りましたが、2021年度から再び1000人を超え、昨年度は1139人でした。
また、札幌市消防局によりますと、雪が降り積もった今月25日から27日午後5時までで札幌市内で転倒による救急搬送が46件あり11月としては非常に多いということです。
27日から始まった「つるつる予報」では、ウインターライフ推進協議会のメンバーが午前と午後の2回、札幌市内の3か所の路面の状態を確認した上で、翌日にかけての気温などの予想とあわせて分析し、次の日の午前7時から10時にかけての時間帯の歩道の滑りやすさを予測します。
滑りやすさは、▼レベル1の「あまり滑らない」、▼レベル2の「滑りやすい」、▼レベル3の「非常に滑りやすい」の3段階で予測され、28日の「つるつる予報」はレベル2と発表されました。
「つるつる予報」は冬のシーズン中、ホームページなどを通じて毎日、発表され、来年3月ごろに歩道の積雪の状況をみて終了時期を判断するということです。
【転倒を防ぐコツは】
ウインターライフ推進協議会は「つるつる予報」とともに、転倒をふせぐコツなどの情報もホームページなどで提供しています。
まず、「滑りやすい危険な場所を知る」ことです。
「滑りやすい場所」としては、▽横断歩道や、▽ロードヒーティングの切れ目、▽バスやタクシーの停留所、▽地上と地下街との出入り口付近▽タイル張りの道などが知られていますが、今の時期に覚えておいてほしいのが、「建物の日陰」だということです。
また、「滑りにくい歩き方」もマスターしてほしいと紹介されています。それによりますと、歩幅は小さく。そして足の裏全体が路面につくように歩行すること。また、すり足、べた足で歩くことです。スケジュールに余裕を持って行動するのも大切だということです。
最後に、地下や建物に入るときに気をつけてほしいポイントが、「靴の底」です。雪がついていた場合、落とすようにしてください。雪がついたまま建物の中に入ると、中で滑ってしまうこともあるということです。