小学生がパラスポーツ選手から障害者の立場で考える大切さ学ぶ

北見市の小学校で、障害者スポーツで活躍する選手を講師に招いて、子どもたちが障害者の立場で考えることの大切さを学ぶ特別授業が行われました。

この特別授業は北海道運輸局北見運輸支局が北見市の若松小学校で開き、児童23人が参加しました。
講師を務めるのは視覚障害者で、2016年のアジアパラ競技大会で優勝したパラトライアスロン選手の中澤隆さんです。
授業では、中澤さんがパラトライアスロンの長距離走では選手が「絆」と呼ばれるロープで結ばれた伴走者と二人三脚で競技を進め、その伴走者が路面の状況や進行方向を声に出して伝えてくれるため、選手は安心して走ることができると説明しました。
このあと、子どもたちは、旗を取り合う「ビーチフラッグス」を視覚障害者と一緒に行うにはどのようなルールにすべきかなどを話し合い、発表していました。
5年生の女の子は「視覚障害のある人が横断歩道で信号待ちをしていたら『青信号なので渡れますよ』と声をかけたいです」と話していました。
北海道運輸局北見運輸支局の山本裕幸首席運輸企画専門官は「物理的なバリアフリーだけではなくて、障害者をサポートしやすい環境をつくる、心のバリアフリーにも取り組んでいきたいです」と話していました。