中標津町の幼稚園 間伐材でカスタネット作り

間伐材を使った木工体験を通じて木や森に親しんでもらう「木育教室」が中標津町の幼稚園で行われました。

20日、中標津町立計根別幼稚園で行われた木育教室は根室振興局が企画したもので、道が認定している「木育マイスター」が講師を務めました。
園児と保護者およそ30人が参加し、間伐材を活用してカスタネットを作りました。
材料は町内で間伐されたヤナギの木で、園児たちは木のにおいや手触りを確かめながら紙やすりで表面を磨きました。
2枚の板をひもで結んだ上でペンで色を塗ったりキャラクターの絵を描いたりして完成させました。
そして、できあがったばかりのカスタネットで「どんぐりころころ」をみんなで歌いながら演奏しました。
5歳の男の子は「楽しかった。木のにおいがしました」と話し4歳の女の子は「こするのが大変だった。大事にしたいです」と話していました。
講師を務めた木育マイスターの石川聖江さんは「身近なもので木を感じて自然と触れ合うきっかけになれば」と話していました。