八雲町 北海道新幹線の延伸で高架橋の起工式

北海道新幹線の延伸に伴い、線路を通す高架橋の建設が始まる道南の八雲町で18日、起工式が行われました。

八雲町では北海道新幹線の延伸に伴い、線路を通すための高架橋の建設工事が今後、本格化する見通しです。
18日は、町の関係者などおよそ100人が集まり、地元の子どもたちが演奏を披露したあと、起工式が行われました。
起工式では、新幹線の建設を担う鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局の長谷川正明局長などがあいさつしたほか、出席者がくわ入れを行ったり玉串をささげたりして工事の安全を祈願しました。
八雲町内の高架橋は3年後の2026年9月の完成を目指しているほか、今後、新しい駅舎も建設される予定です。
起工式に出席した八雲町の岩村克詔町長は「ついに工事が始まり2030年の開通が現実になると改めて感じた。町や道南地方の活性化につながることを期待している」と話していました。