韓国で倒れた苫小牧市の岩倉博文市長が帰国 入院し治療継続

出張先の韓国で一時意識を失い、治療を受けていた苫小牧市の岩倉博文市長(73)が17日帰国しました。岩倉市長は入院し、治療を続けるということです。

苫小牧市の岩倉市長は、今月7日、出張先の韓国のインチョン(仁川)空港に到着し、入国審査を待っていたところ、意識を失って倒れ、現地の大学病院に搬送されました。
岩倉市長は、心室細動による不整脈を起こした可能性があるということでICU=集中治療室で処置を受け、その後、意識を取り戻しました。
市の発表によりますと、岩倉市長は17日昼過ぎに韓国から新千歳空港に到着した便で帰国し、そのまま救急車で搬送され、病院に入院したということです。
現在、会話で意思疎通はできるということですが、今後、必要な検査を行い、治療を続けることになっていて、公務に復帰する見通しは立っていないということです。
市長の職務代理者を務めている木村淳副市長は、「岩倉市長が無事帰国したことに、ひとまず安どしております。まずは、治療に専念していただきたいと思います」とコメントしています。