道南で高額の投資詐欺被害相次ぐ 6500万円の被害も

道南でうその投資話を持ちかけられ、高額の現金をだまし取られる被害が相次いでいて、警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、檜山地方に住む60代の女性は、ことし7月、SNSのインスタグラムで外国人男性を名乗る人物と知り合い、ダイレクトメッセージでやり取りする中で暗号資産へのうその投資話を持ちかけられたということです。
女性は今月までの3か月間に21回にわたって指定された口座にあわせて6500万円ほどを振り込み、やり取りしていた相手と連絡が取れなくなったことから警察に相談し、被害が発覚したということです。
また、函館市に住む40代の女性は、先月、インターネットアプリを通じて知り合った男から、紹介された投資サイトでうその投資話を持ちかけられました。
女性は先月から今月にかけて、指定された口座に5回にわたって現金あわせて1800万円を振り込まされ、その後、不審に思った金融機関から警察に問い合わせがあり、被害が発覚したということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、同様の手口の詐欺被害が相次いでいることから、不審に感じたら家族や警察の相談専用窓口、「#9110」に相談するよう呼びかけています。
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