冬の交通安全運動が始まる 七飯町で出動式

「冬の交通安全運動」が13日から始まり、道南の各地でも警察などが反射材を配るなどして交通安全を呼びかけました。

このうち、七飯町の道の駅では冬の交通安全運動の出動式が行われ、警察官などおよそ20人が集まりました。
そして、道の駅の利用者に反射材が施された折り紙や「飲んだら乗らない」などと書かれた飲酒運転根絶を呼びかけるチラシを配り、交通安全を呼びかけていました。
冬の交通安全運動はスリップ事故の防止やお年寄りや子どもなど歩行者の安全確保、それに飲酒運転の根絶を重点に掲げ、13日から10日間、行われます。
道警函館方面本部によりますと、管内の交通事故はことし、10月末までに457件発生し、10人が命を落としているということです。また、日没後に車とお年寄りの歩行者が関係する事故の増加が目立つということです。
函館中央警察署の生田直也交通官は、「夜間の高齢者の交通事故が増えているので、外出の際は反射材の着用をお願いしたい。また、ドライバーは雪が積もりやすいところではスピードを落として運転してほしい」と話していました。