幌加内町朱鞠内で積雪50センチ超 日本海側北部中心に雪続く

12日の道内は冬型の気圧配置が続き日本海側北部を中心に雪が降り続く見込みで、気象台は雪による交通への影響や電線への着雪などに注意するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと、北海道付近は冬型の気圧配置が続き日本海側北部を中心に雪が降り続いています。
道北を中心に平地でも雪が積もり、12日午前11時の積雪は幌加内町朱鞠内で58センチ、稚内市沼川や美深町、それに和寒町で33センチ、天塩町で32センチなどとなっています。
雪は13日にかけて日本海側北部やオホーツク海側北部を中心に断続的に降り続く見込みで、13日午前6時までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで日本海側北部とオホーツク海側北部で30センチ、日本海側南部で20センチと予想されています。
気象台は路面の凍結による交通への影響や電線への着雪などに注意するよう呼びかけています。
【JRに影響 特急列車運休など】
JR北海道によりますと降雪の影響で一部の列車の運行に影響が出ています。
JR北海道によりますと函館線は降雪の影響で滝川市にある江部乙駅などの信号に雪が付着し信号が確認できなくなったということです。
この影響で午前10時現在、特急列車は札幌と旭川を結ぶ2本がすべての区間で運休になったほか、網走と旭川を結ぶ「大雪」と札幌と網走を結ぶ「オホーツク」それぞれ1本が一部の区間で運休になっています。
また函館線の普通列車合わせて9本がすべての区間または一部の区間で運休になっています。
JR北海道は今後も雪の状況によってはさらに運休や遅れが発生する可能性があるとして、ホームページなどで最新の運行状況を確認するよう呼びかけています。