函館大有斗 川下将勲投手が西武と仮契約

10月行われたプロ野球のドラフト会議で、西武から育成3位で指名された函館大有斗高校の川下将勲投手が11日、球団と仮契約を結び、「ストレートで三振をとれる選手になりたい」とプロ入り後の目標を掲げました。

函館大有斗の川下投手は、身長1メートル86センチの左ピッチャーで、角度のついた最速142キロのストレートやバランスのいい投球フォームが評価されて、先月のドラフト会議で西武から育成3位で指名されました。
川下投手は11日七飯町内のホテルで球団と入団交渉を行い、いずれも推定で契約金にあたる支度金が350万円、年俸280万円で仮契約を結びました。
また背番号は「129」に決まりました。
仮契約を結んだあと、川下投手は「プロ野球選手になったという実感が湧きました。ストレートで三振をとれる選手になりたい。目標は高校OBの盛田幸妃さんですが、今後は函館大有斗と言えば川下と言われるようになりたい」とプロ入り後の目標を掲げました。
西武の育成・アマチュア担当の水澤英樹スカウトは川下投手について「長身の左利きで、質のいいボールを投げられる。まだまだ伸びしろがあるので頑張ってほしい」と期待を寄せていました。
川下投手を含めた西武の新人選手の入団会見は、今月26日に埼玉県所沢市で行われます。