日本ハム 万波選手が「ゴールデン・グラブ賞」を初受賞

プロ野球ですぐれた守備の選手に贈られる「ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が10日発表され、日本ハムからは、プロ5年目の万波中正選手が、外野手で初めて選ばれました。

「ゴールデン・グラブ賞」はプロ野球を担当する記者などの投票によってセ・パ両リーグからポジション別にあわせて18人が選出され、日本ハムからはパ・リーグの外野手で万波選手が選ばれました。
プロ5年目で23歳の万波選手は今シーズン、ホームラン25本を打ち、守備ではライトに定着して強肩を生かした送球でたびたび球場のファンを沸かせました。
なかでも新球場でことし8月17日に行われたロッテ戦では、ライトの万波選手がノーアウト一塁二塁の場面で、深い位置でフライを取ったあと、三塁へのタッチアップを防ぐ好送球を見せて、万波選手の強肩ぶりを印象づけるシーンとなりました。
ゴールデン・グラブ賞を初めて受賞した万波選手は、球団を通じたコメントで、「プロ野球選手になる前から憧れていた賞だったので、選出されて大変光栄です。ゴールデン・グラブ賞を常に受賞できるように、より高い意識を持ち、さらに上のレベルを目指して精進していきたい」と喜びを表しました。