釧路市のふるさと納税返礼品でレシピ考案 学生が調理

ふるさと納税の返礼品になっている食材をPRしてさらなる寄付を呼び込もうと、釧路市は東京にある人気店の和食の料理人と連携して返礼品を使った新たなレシピを考案し、10日、完成したレシピに沿って学生が料理を作りました。

釧路市と連携し返礼品を使ったレシピを考案したのは東京で人気和食料理店を営む笠原将弘さんで、10日、釧路短期大学で栄養について学ぶ学生22人が完成したレシピに沿って、海産物や豚肉など7つの返礼品を使った5つの料理を作りました。
このうち、「ホッケと大根の炊き込みごはん」は、しょうゆなどで味付けしたご飯に釧路で加工されたホッケの身などの具材を入れて炊き上げました。
ふわふわとしたホッケの食感を楽しめます。
ほかにも返礼品の「いくら」と「ほたて」を使った「和風タルタル」や、「たらこ」と「とろろ昆布」を使った「なす炒め」などを作り、市の職員らが試食していました。
参加した学生は、「自分では思いつかないたらこの使い方でレシピの幅が広がりました」と話していました。
釧路市の蝦名大也市長は「地元の食材の魅力をPRし、さらなるふるさと納税の寄付に繋げていきたい」話していました。
このレシピは、12月上旬ごろ釧路市のホームページなどで公開される予定だということです。