ホッカイドウ競馬閉幕 売り上げ500億円超え好調維持

道営のホッカイドウ競馬は9日、ことしのすべてのレースを終えました。馬券の売り上げは4年連続で500億円を超え、好調を維持しています。

ことし4月から日高町の門別競馬場で開催されていた道営のホッカイドウ競馬は9日、今シーズンの最終日を迎えました。
会場には、およそ1500人の競馬ファンが訪れ、12のレースを楽しみました。
札幌市から来た20代の男性は「盛り上がっていて生で馬も見られて楽しいです。来年も来たいです」と話していました。
道によりますと今シーズンの馬券の売り上げは、512億8091万円と、過去最高となった昨シーズンよりはおよそ15億円少なくなりましたが、4年連続で500億円を超え、好調を維持しています。
背景にはインターネットでの販売が9割を超え、各地のファンが馬券を購入したことや、新型コロナの規制が緩和され、競馬場を訪れる人が増えたことなどがあるということです。
道農政部競馬事業室の安田貞彦室長は「競馬ファンと関係者の方々の支援のおかげです。来シーズンに向けて、新たな取り組みも考えているので、また応援してもらいたいです」と話していました。