大型店出店続く音更町に無印良品 道東で20年ぶり出店

「無印良品」のブランド名で生活雑貨を販売する「良品計画」が道東では20年ぶりとなる店舗を8日、音更町に出店しました。

音更町木野大通西に8日オープンした新たな店舗は売り場面積が約1740平方メートルで、日用品や食品などを取りそろえ道東への出店は2003年まで営業していた釧路市の店舗以来20年ぶりです。
店の前には開店を待つ人たちが朝早くから集まり午前9時半には100人以上が列を作ったため、店では急きょ開店時間を5分ほど早めてオープンしました。
店内は多くの買い物客でにぎわいさっそく食品や衣料品などを買い求めていました。
帯広市の20代女性は「欲しい化粧品があるので頑張って早く来ました。今までは札幌に買いに行っていたので近くに店舗ができてとてもありがたいです」と話していました。
音更町木野地区は帯広市に隣接し周辺に住宅も多いことから商業地としての開発が進み、近年スーパーやホームセンターなどの大型店舗が相次いで進出し新たな商圏が形成されています。その一方で隣接する帯広市では大型商業施設の閉店が相次ぎ、こうした郊外店の出店が地域のまちづくりにどのような影響を及ぼすのかも注目されます。