苫小牧の岩倉市長 出張先の韓国で倒れる 8日午後精密検査へ

苫小牧市の岩倉博文市長が7日、出張先の韓国の空港で意識を失って倒れ、病院で処置を受けています。市によりますと、現在の詳しい容体は分かっていませんが、8日午後、精密検査を受ける予定だということです。

苫小牧市によりますと、岩倉市長は、7日午後5時半ごろ、出張先の韓国のインチョン空港に到着し、入国審査を待っていたところ、意識を失って倒れました。
空港内のメディカルセンターで呼吸と脈があることが確認されたあと、近くの大学病院に搬送され、ICU=集中治療室で処置を受けているということです。
現在の詳しい容体は分かっていないということですが、8日午後、精密検査を受ける予定で、市はその結果を待っていると説明しています。
岩倉市長は、苫小牧港をPRするため、7日から4日間の日程で韓国に滞在する予定で、今夜、ソウル市内で予定されていたセミナーは、苫小牧港管理組合の担当者が代行する形で実施するとしています。
また市は今後の対応について、9日以降、市長の代理として木村淳副市長をあてることで調整を進めています。