旭川市保健所が「プール熱」警報を発表 感染予防を呼びかけ

子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出るいわゆる「プール熱」の患者が増えているとして旭川市保健所は警報を発表し、手洗いを徹底するなど感染の予防を呼びかけています。

子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状を引き起こす「咽頭結膜熱」=(いんとうけつまくねつ)いわゆる「プール熱」はウイルス性の感染症です。
旭川市保健所によりますと11月5日までの1週間の「プール熱」の患者数が市内では1医療機関あたり3.63人となり、警報の基準となる3人を上回ったことから、7日、警報を出しました。
「プール熱」は▼せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほか▼ウイルスが付着したタオルや▼プールでの接触などを介しても感染します。
保健所では「プール熱」の流行がさらに拡大するおそれもあるとして、石けんを使った手洗いやアルコール消毒のほか、プールの前後にはシャワーで体をよく洗い流すなど、感染予防を徹底するよう呼びかけています。