富良野市 北の峰地区に外資系ホテル12月開業へ 内覧会開催

スキー場が近く、高級コンドミニアムが建ちならぶ富良野市の北の峰地区に外資系のホテルが新たに開業することになり、報道関係者に公開されました。

内覧会が開かれたのは世界各地で不動産開発や投資などを行う、マレーシアの企業の子会社が運営する「ノゾ ホテル」です。
スキー場に近く、高級コンドミニアムが建ちならぶ富良野市の北の峰地区で2021年に閉館したホテルを改装して、12月19日に開業する予定で、78の客室のほか、レストランやベーカリーを備えています。
内覧会ではホテルを運営する企業の代表がオンラインで取材に応じ、「自然が豊かな富良野は多くの外国人を魅了する“第2のニセコ”となる潜在的な可能性がある」と述べていました。
ホテルでは▼夏はラベンダー畑を見たり、屋外でのアクティビティーを楽しんだりする国内の観光客を、▼冬は海外から訪れる外国人スキー客を中心に利用を見込んでいるということです。
「ノゾ ホテル」の横井昌宏総支配人は「国際色豊かなスタッフをそろえています。国内外から訪れる人たちにすばらしいサービスを提供できるホテルを目指していきたいです」と話していました。