函館マラソン 暑さ対策で来年も例年より早く6月30日開催へ

函館市内の観光名所を巡る「函館マラソン」の来年の大会について、実行委員会は暑さ対策として例年より早い6月30日に開催し、フルマラソンの完走までの制限時間を20分延ばすことになりました。

ことしの「函館マラソン」は、暑さ対策として例年より1週間前倒しして開催され、道内外からおよそ7000人が参加しました。
その結果、前の年と比べて途中棄権が減り完走率も上がったことなどから、来年も例年より前倒しして6月30日に開催することになりました。
このうちハーフマラソンよりも参加者が少ないフルマラソンについては、参加者を増やすため完走までの制限時間を20分延ばして5時間50分に変更します。
また新型コロナの感染対策として、ハーフマラソンとフルマラソンのスタート時間の間隔を30分空けていましたがコロナ前の10分に戻します。
実行委員会の事務局を担う函館市は「財政状況がよくない中でサービスを低下させることなくランナーに魅力をアピールしていきたい」と話しています。