大樹町 企業版ふるさと納税 14億円余の寄付 全国2番目

「宇宙のまちづくり」を進める十勝の大樹町に昨年度、「企業版ふるさと納税」の制度を活用した寄付が14億円余り寄せられ、全国で2番目に多くなりました。

「企業版ふるさと納税」は地方創生につながる自治体の事業に企業が寄付した場合、法人税などが軽減される制度で、大樹町では令和2年度から町が進める航空宇宙に関する事業への寄付を募っています。
町によりますと、昨年度は前の年度のおよそ2倍となる14億685万円の寄付が寄せられ、道内の自治体では最も多く、全国でも2番目に多くなったということです。
今後、寄付金はロケットの発射場の整備や宇宙関連のスタートアップ企業への支援に使われる予定です。
町には昨年度までの3年間で22億円を超える寄付が寄せられていて、町は「宇宙を核とした地方創生というプロジェクトが多くの企業の共感を集めている」と分析しています。