日本ハムの新コーチに武田久さんと谷内亮太さん 就任

日本ハムの新コーチに武田久さんと谷内亮太さん 就任

プロ野球、日本ハムの新たなコーチとして、球団OBの武田久さんが投手コーチに、今シーズン限りで現役を引退した谷内亮太さんが内野守備走塁コーチに就任することが決まりました。

投手コーチになる武田さんは45歳で、2002年にドラフト4巡目で日本ハムに入団し、最多セーブのタイトルを3回獲得するなど、通算167セーブをマークしました。
内野守備走塁コーチになる谷内さんは32歳で、2018年のオフにトレードで、ヤクルトから日本ハムに移籍しました。
内野をどこでも守ることができる高い技術に定評があり、今シーズン限りで現役を引退しました。
2人は30日、エスコンフィールド北海道で、新庄監督とともに会見を行い、武田さんは「ファイターズが強かった時は前半で点を取って、中盤、終盤で守って逃げ切る野球をしていたので、それを目指したい。『ピッチャーで勝てた』と言われるような投手陣にしていきたい」と意気込みを示しました。
また、谷内さんは「立場は変わるが、ファイターズのために仕事ができることを非常にうれしく思う。一緒にノック受けた選手が多くいて、『もっと、こうしたほうがいい』とか、わかっていることもあるので、ポジティブな気持ちで守備に取り組めるようにしていきたい」と新コーチとしての意気込みを示しました。
新庄監督は「武田コーチはフォアボールが少なくて、ファウルを打たせるテクニックがあったので、教えてほしい。谷内コーチには、エラーが少ない内野陣にしてほしい」と期待を寄せました。